「修学旅行が大阪万博って本気?」
そんな声がSNSや知恵袋にあふれています。
「楽しみだったのにテンション下がった」
「USJとか沖縄とか、もっと自由なとこがよかった」
中高生からは“がっかり感”や“モヤモヤ”が止まりません。
でも、その裏にはきちんとした理由があって、
国の教育方針や自治体の判断、そして未来に触れる学びの場としての意図があるんです。
この記事では、なぜ万博が修学旅行先になっているのか、
生徒が“つまらなそう”と感じてしまう理由、そしてそれでも行く価値はあるのか?まで、リアルな声とともに徹底的に深掘りします。
「正直イヤだな」と思っている人にこそ読んでほしい、
“今の気持ち”をちゃんと理解したうえで、ちょっと違う視点を届けるための記事です。
「なんで修学旅行が万博!?」SNSで広がるリアルな不満の声

大阪万博が修学旅行先になるというニュースが広がる中、SNSでは10代〜高校生を中心に、
「え?それってマジで…?」という戸惑いや不満の声が急増しています。
X(旧Twitter)で「修学旅行 万博」と検索してみると、その“本音”がじわじわと伝わってきます。
「なんか修学旅行大阪万博って噂聞いてどうせ嘘と思ったら本当くさくて絶望してる満若です✋」
(@amma_seiso さん、3月17日投稿)
「USJの方がいいんだけど!?もうちょっと生徒の気持ちも考えて!!」
(同上投稿より)
「修学旅行で大阪万博に行く予定の中学・高校が多い。
そんな中1人の高校生が“万博行きたくない”と声を上げました。
これを見過ごしていいの?どうか、一生の思い出になる修学旅行なのに。」
(@R77289925292165 さん、3月16日投稿)
どの投稿にも共通しているのは、「期待していた修学旅行」とのギャップに対する失望感です。
USJや東京ディズニーリゾート、沖縄、北海道…といった“定番のワクワク”を想像していたところに、万博=学び感強そう、自由時間なさそう、つまらなそうというイメージが重なってしまっているのが実情。
また、修学旅行に対して「自分で選びたい」「自由度がほしい」と感じる若い世代にとって、
自治体や学校によって“行き先が一律に決まる”という仕組みそのものにも、反発がにじんでいます。
実際、X上にはこんな言葉も並びます
- 「誰のための修学旅行なの?」
- 「行ってもどうせ自由時間ないんでしょ」
- 「テーマとか興味ない。普通に楽しいとこがよかった」
つまり、「大阪万博=嫌」という単純な話ではなく、
“楽しみにしてた修学旅行のイメージ”とズレてしまっていることへのショックが大きいのです。
この気持ち、ちゃんと拾ってあげることが、
この記事のスタート地点としてすごく大事なんですよね。
なぜ今、大阪万博が修学旅行先として選ばれているのか?
SNSでは「なんで修学旅行が万博なの?」「もっと楽しいとこ行きたい!」という声が目立ちますが、
実はその裏には、教育現場のリアルな事情と“行政側の狙い”*があります。
1. 国の教育方針:探究学習・SDGs推進の流れ
文部科学省は、2020年代以降、学校教育の中心に「探究学習」を据えるよう提言しています。
探究学習とは、自分で問いを立てて、調べ、考え、行動する“実践的な学び”。
その一環として、「持続可能な社会」「国際理解」「未来の課題」に触れられるフィールドワークの機会が、修学旅行にも求められるようになってきたんです。
→ つまり、「楽しいだけの旅行」よりも、「学びと体験がある旅行」へ、方向性が変わってきているんですね。
2. 万博協会×各自治体の連携
大阪・関西万博では、全国の小中高に向けて「学校団体プログラム」を整備中。
これは、学校単位での来場を前提に、以下のような対応が進められています。
- 教育テーマに沿った見学プログラム(例:未来技術、SDGs、グローバル文化体験)
- 教員向けの事前研修・案内
- 修学旅行向けの団体割引や整理券配布の優遇制度
特に大阪府・近畿圏だけでなく、東京・神奈川・愛知など、全国から参加が期待されており、教育委員会レベルで“推奨先”にしている学校も増加中です。
3. 安全面・予算・移動距離の観点
コロナ以降、修学旅行は「リスクを減らしつつ、有意義な体験をさせる」ことが重視されるように。
そのため、
- なるべく“公共性が高く、警備や運営がしっかりしている場所”
- 移動手段・所要時間・宿泊費を最適化できる関西圏の施設
- 教育的効果があると判断されやすいテーマ・内容
という条件をすべてクリアするのが、大阪万博だったという背景があります。
4. 「未来との接点を作る」教育的な狙い
最後にもう一つ大きいのは、「今の10代が“未来の担い手”になるからこそ、未来を見せたい」という考え方です。
- 先端技術・国際交流・環境問題など、今後の社会を生きる上で避けて通れないテーマ
- それを“体験”として見せられる貴重な場が万博
- 特に理数系やグローバル分野に関心のある子にとっては、大きな刺激にもなり得る
つまり、
「大人たちは“良かれと思って”万博を選んでいる」
ということなんですよね。
ただし、その思いが10代本人たちにちゃんと伝わっていないことが、今回の違和感や反発につながっているのかもしれません。
生徒が「つまらない」と感じやすい3つの理由
「大阪万博なんて行きたくない」
「修学旅行はもっと自由に遊べるとこがよかった」
――こうした声は、決して“わがまま”ではなく、若い世代ならではのリアルな本音。
ではなぜ、彼ら・彼女らは万博という行き先に「つまらなそう」と感じるのでしょうか?
その背景には、大きく3つの心理的ギャップがあります。
①「修学旅行=楽しい思い出」という期待とのギャップ
多くの生徒にとって、修学旅行は**“特別な楽しみ”**であり、
普段の授業とは違う「自由・非日常・テンション上がる場所」を想像しているもの。
そこに突然「万博に行きます!」と告げられても…
- 「え、遊園地じゃないの?」
- 「外国の展示って、見るだけでしょ?」
- 「未来とかSDGsとかって、勉強じゃん…」
と、“学びモード”が混じっていることへの反発が起こりやすいのです。
②“内容がよくわからない”まま決まってしまっている
大阪万博のパビリオン内容や楽しさは、まだ全部がオープンになっていません。
それなのに、「行き先は万博」とだけ言われても…
- 「何があるのか全然知らない」
- 「楽しめる保証がない」
- 「説明もないのに決定してるのがモヤモヤする」
といった、情報不足による不安と反発が生まれてしまいます。
とくにSNS世代の若者は、“納得できないこと”に敏感。
「選ばされた感」「押しつけられた感」があると、評価が一気に下がってしまう傾向があります。
③“自由時間が少ないのでは?”という不安
修学旅行で楽しみにしているものの一つに「自由行動」があります。
- 友達と写真を撮ったり
- お土産を探したり
- お気に入りの場所でゆっくり過ごしたり
でも、万博という巨大イベント+学校単位での団体行動という条件がそろうと、
「きっとずっと行列」「時間で動かされる」「自由行動なんてない」と想像されがちです。
“自由時間がない=思い出にならない”というイメージに、つながってしまうのです。
これらの理由をまとめると、
万博=ダメ、ではなく「修学旅行なのにこれ?」という“ズレ”が大きな原因。
「行きたくない」ではなく、
「行く意味がわからない」「自分にとって意味があると思えない」――
そんな気持ちが、SNS上の言葉の奥に見え隠れしているのかもしれません。
④それでも万博でしかできない体験とは?
「行きたくない」「つまらなそう」――
そんな声がある一方で、「実は万博じゃないと味わえないこと」もたしかに存在します。
ちょっと視点を変えてみると、修学旅行としての“新しい可能性”が見えてくるんです。
世界中の“リアルな文化”を肌で感じられる
万博には、150以上の国・地域のパビリオンが集結予定。
しかもただの展示じゃなく、「人・モノ・体験」がセットでやってきます。
- 日本にいながら多言語の案内を聞ける
- 各国の食や音楽、デザインにふれられる
- グローバルマインドをリアルに体験できる
修学旅行の“社会科見学”とはまるで違う、世界とつながる学びがそこにあります。
最先端の技術や未来社会を目の前で体験できる
「未来なんて想像つかない…」って思ってる子も多いですよね。
でも実際に行ってみると、
- AIロボットとの対話
- 空飛ぶ車や自動運転体験
- カーボンフリー社会やバーチャル建築の世界
など、“これ、将来ホントにあるかも!”と感じられる展示がたくさんあるのが大阪万博のすごいところ。
ただの勉強ではなく、「え、やばっ!」って思える驚きが待っています。
“今しか見られない”ものに出会える
万博は半年間だけの開催。
閉幕後は解体されてしまうパビリオンや、限定コンテンツも多いんです。
つまり、「今しか見られない」「今だけの空間」を、
自分の目で見て、耳で聞いて、記憶に刻めるのは、修学旅行というタイミングだからこそ。
行ったことがあとから意味を持つ――
そんな経験になる可能性は、意外と高いんですよね。
誰と行くかで、思い出の価値が変わる
最後に忘れちゃいけないのは、
修学旅行って“行き先”だけじゃなく、“誰と過ごすか”が一番の思い出になるということ。
- 普段話さない友達と笑った
- 写真を撮って後から見返して爆笑した
- お土産選びでちょっとケンカして、でも仲直りして…
どんな場所だって、誰と過ごすかで“特別”になる。
それって、大人になってから気づく大事なことかもしれません。
まとめ
- 修学旅行先が大阪万博と聞き、SNSでは「行きたくない」「つまらなそう」との声が多数
- 理由は「自由度の低さ」「テーマの難しさ」「説明不足による不安」などが中心
- 文部科学省の方針や自治体・教育委員会との連携が背景にあり、探究学習の一環として選ばれている
- 万博は「世界の文化」「未来の技術」「SDGs」などに触れられる教育的意義のある場

最後までご覧いただき、ありがとうございました!