塔の上のラプンツェルの相棒は、可愛らしいリスや小鳥ではなく爬虫類のカメレオンって不思議ではないですか?
どうしてプリンセスの相棒がカメレオンなのか、その謎を今回は解説していきます。
この記事では以下のことについてまとめています。
- ラプンツェルの相棒がカメレオン(パスカル)の理由
- ラプンツェルとカメレオン(パスカル)の出会い
ラプンツェルはなぜカメレオン(パスカル)が相棒なの?
ラプンツェルの肩にちょこんと乗っている可愛らしいカメレオンは、小さい時からラプンツェルと塔の上で暮らしている大親友です。
なぜ、今回はプリンセスの相棒をカメレオンにしたのか予想してみました。
塔の上のラプンツェルは、プリンセスの中では珍しく、少し気持ち悪く思われるかもしれない爬虫類のカメレオンです。
カメレオンって特殊な生き物だから、意味がありそう!
- 新しい世界へ踏み出して変わっていこうというメッセージ
- 製作陣にカメレオンが大好きな人がいた
- 小鳥やリスに飽きた
新しい世界へ踏み出して変わっていこうというメッセージ
カメレオンは環境によって体色が変化する生き物です。
ラプンツェルが色々な困難を乗り越えて成長していく姿と重ね合わせているのかもしれませんね。
カメレオンは、周りを観察する能力に長けていることから「賢者のシンボル」とも言われており「多様性の象徴」を指しています。
ラプンツェルの今までにないプリンセスを生み出した背景として、多様性の時代を伝えたいメッセージがあり、その繋がりから「カメレオン」を採用した可能性もあります。
製作陣にカメレオンが大好きな人がいた
根拠として、カメレオンにつけられた「パスカル」という名前は制作スタッフが飼っていたカメレオンの名前をそのまま用いたからです。
ペットとしてカメレオンを飼うことは珍しいので、よほど好きだったのでしょうね。
それがそのままラプンツェルの相棒として採用され、こんなにも皆に愛されるキャラになるってこの上ない喜びですよね。
小鳥やリスに飽きた
プリンセスの相棒といえば、リスや小鳥のイメージが強いですが、ぶっちゃけ典型的パターンに飽きてきたのではないでしょうか。
その根拠として、今までのディズニーシリーズとは180度ちがう映画が出来上がっています!
- ラプンツェルが王道プリンセスではなく、活発なおてんばキャラ!
- 白馬に乗った王子様ではなく、大泥棒が今回の相手役
ラプンツェルは他のプリセンスとは違い、おしとやかいうよりは活発でプリンセスらしくないプリンセスですよね。
枠にとらわれないところがとても魅力的でディズニー映画でHITしたのかもしれません。
公開されたのは2011年3月12日で、今から10年以上前です。
これからの多様性の時代の先駆けメッセージだったのかもしれませんね!
ラプンツェルとカメレオン(パスカル)の出会い
ラプンツェルとカメレオンの出会いは、毒蛇から逃げていたところ「ラプンツェルの歌声」に導かれて例の塔の上に行ったことがきっかけです。
パスカルは小さい頃、毒蛇に襲われたところを母親に守ってもらい、母親が亡くなってしまったという衝撃の過去がありました。
実は、パスカルも毒蛇に噛まれていたため毒がまわって一度は死んでしまうのですが、なんとラプンツェルの髪の毛の魔法で生き返ってきるのです!
人にはほとんど懐かしい性格のパルカスですが、このような経緯もあり、ラプンツェルのことは大好きで親友のような存在です!
ラプンツェルのカメレオン(パスカル)の性格や特徴
ラプンツェルの相棒であるパスカルは、大きな瞳にかわいい鳴き声で、私たちをメロメロにしてくれます。
そんなパスカル魅力をまとめてみました!
鳴き声がとても可愛い!
犬夜叉の雲母(きらら)にそっくりとの声が!
確かに似ているので声優を調べてみたところ、
ラプンツェルのパスカルは、声優がいないことが判明!
そして、犬夜叉に登場する雲母(くらら)の鳴き声はなんと機械音でした。笑
同じ機械音を使用している可能性が高いですね!
感情で色が変わる!
言葉は話せないけれども、豊かな表情や体色の変化で、とても感情表現が豊かなキャラクターであることが読み取れます。
モデルになっている本物のカメレオン(エボシカメレオン)も「周囲の環境」「興奮状態」により黄色・黒・青色に発色するんだとか!
天真爛漫で好奇心旺盛だけど、臆病な部分も
ラプンツェルに負けず劣らず、好奇心旺盛で、いつか塔の外で遊び回りたい!という夢を抱いています。
一方でラプンツェルとはとても仲良しですが、それ以外の人に関しては警戒心が強く、実際にガーデルやフランライダーに対しては、不信感を抱いているシーンがありました。
小さい頃、毒蛇に母親を殺されてしまった過去の影響もあり、警戒心が強いのかもしれませんね。
カメレオン(パスカル)のモデルになっている品種は?
実際に存在している、エボシカメレオンがモデルになっています。
実写版ラプンツェルでも、パスカルはエボシカメレオンでした!
エボシカメレオンの性格
アラビア半島の海に面した標高1200-2000mの高地の森林が原産であり、他のカメレオンよりも過酷な生息環境に適しているため、とても丈夫品種です。
- 肉食が多いカメレオンだけど、エボシカメレオンは植物も食べる
- 成長がはやく1年で成体となる
- 周囲の環境、興奮状態により、緑から「黄」「黒」「青」に発色
- とても臆病で、特に烏帽子カメレオンは警戒心が強い
エボシカメレオンは飼育に適している?
エボシカメレオンのオスは、飼育に適していないけど「メス」は飼育に適しています。
そして、環境としては「室内」が適しているので「塔の上」でも生活には問題なさそうですね!
- オスはとてもデリケートで、鏡にうつった自分の姿でさえも強いストレスに。
- メスは、飼育に向いている。注意深い観察が必要なため単独飼育が良い。
ラプンツェルでは、塔の上でずっと一緒に暮らしていることを考えるとペットに向いていそうな気もしますよね!
見解としては、パルカスは「メス」である可能性が高いです。
エボシカメレオンの平均寿命
エボシカメレオンの平均寿命は5年です。
5年と聞くと、短く感じますよね。
ラプンツェルは18歳の設定ですが、何歳のころに出会ったのかは分かりません。
ですが、一度は毒ヘビに噛まれて倒れたところをラプンツェルの髪の毛の魔法で助けてあげているので
寿命は関係ないかもしれません。
映画の中では永遠よね!笑
まとめ
ラプンツェルとパスカルの出会いのきっかけは、母親が毒ヘビに殺されるというあまりにも悲しい出来事でした。
ラプンツェル自身も塔の上から出ることができず、本来なら暗い性格になってしまいそうな気もしますが「パスカル」という相棒がいたからこんなにも天真爛漫おてんばガールとして過ごせているのかもしれないですね。
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