MENU

【炎上】大阪万博の子供用トイレが仕切りなし?親たちの不安と現場の実態を解説

2025年の大阪万博で設置予定の子ども用トイレが、SNSで「仕切りなし」「丸見え」と話題になり、保護者からの不安の声が広がっています!

本記事では、問題の背景、万博協会の説明、保護者視点での懸念、そして“なぜ炎上したのか”をやさしく解説。子連れ来場に備えるための実用的なチェックポイントも紹介します。

この記事でわかること
  • 大阪万博の子供用トイレ炎上の理由
  • 大阪万博の子供用トイレSNSのリアルな声
目次

大阪万博の子供用トイレが炎上?問題の背景とSNSの声まとめ

大阪万博で設置された「子ども用トイレ」が、SNSで炎上状態となっています。

  • SNSで拡散された“仕切りなしトイレ”の実態
  • なぜ炎上した?保護者のリアルな不安の声
  • 子どもにとってのプライバシーと心理的影響とは

それでは、問題の実態と世間の声を詳しく見ていきましょう。

① SNSで拡散された“仕切りなしトイレ”の実態

発端となったのは、大阪万博のベビーセンター内に設置予定の子ども用トイレの写真がSNS上に投稿されたことです。

そこに写っていたのは、仕切りも扉もない丸見え状態の洋式トイレが並ぶ光景。

この写真を見た多くのユーザーからは「え、これ本当に万博で使うの?」「信じられない…」といった声が続出しました。

特に子育て中の保護者からの反応は非常に強く、「娘には絶対使わせたくない」「保育園とは違う」「万博ってこんなに配慮ないの?」という批判が相次ぎました。

炎上の火種は、単なる設備写真1枚でしたが、その背景にある「配慮不足」「安全性の軽視」「時代錯誤」という感覚が一気に噴き出したかたちです。

② なぜ炎上した?保護者のリアルな不安の声

この件に関して最も強く反応しているのは、実際に子育てをしている保護者たちです。

「仕切りがない=誰でも見える」という構造に対して、SNSでは以下のような不安があがっています:

  • 「子どもは小さくてもプライバシーがあります」
  • 「パンツの中は見せない・触らせないって教えてるのに…」
  • 「保育園とは違う。不特定多数が来る万博でこれは危険」
  • 「性的被害や盗撮などのリスクもある」

中には「保育園ならまだしも、公共のイベントでこれはアウト」「大人の男性がそばにいたらどうするの?」という切実な声も。

特に女の子の保護者からの心配は非常に強く、「女児とお父さんで来場したらどうなる?」という視点も印象的でした。

筆者自身も子を持つ親として、「このトイレはちょっと無理…」と正直感じましたね。

③ 子どもにとってのプライバシーと心理的影響とは

そもそも、なぜ“仕切りなし”がここまで問題視されるのか?

それは子どもであっても、「プライバシー」という感覚を持っているからです。

最近では保育現場でも「子どもにもプライバシーを尊重すべき」という考え方が広まっており、扉つき・個室型のトイレが増えています。

また、心理的な安心感の面でも、排泄という行為を“見られても平気”と刷り込んでしまうことは、長期的な影響があるという指摘もあります。

さらに、不特定多数の来場者が行き交う万博という場では、「盗撮」「悪意のある視線」「防犯上の不安」なども無視できません。

“仕切りがない”というだけで、子どもが感じるストレスは大人の想像以上なのです。

単なる設計ミスというより、「子どもの尊厳をどう考えるか?」という大きなテーマを投げかけている問題だと言えるでしょう。

④実際に“仕切りなし”だったのはごく一部のトイレのみ

なお、今回話題となった“仕切りのない子ども用トイレ”は、会場内にある全トイレに導入されているわけではありません。

博覧会協会の公式サイトによると、会場内には合計46カ所のトイレがあり、基本的には大人用に加えて小型の子ども便器も設置されている箇所が多いとのこと。

その中で、今回問題視されたのは東ゲート・西ゲートにある「迷子/ベビーセンター」に隣接した2カ所の“こども用専用トイレ”であり、仕切りのない構造が確認されたのはこのエリアに限定されています。

つまり、「すべての子ども用トイレが丸見え」というわけではなく、特定の場所・特定の用途向けトイレでの問題だという点は、冷静に押さえておきたいポイントです。

保育園ならOK?万博でNGな理由をやさしく解説

「保育園でもこんなトイレあるよ?」という声もありますが、それと万博を一緒にするのは大きな誤解です。

  • 保育園と万博の“環境の違い”を比較しよう
  • 不特定多数が使う公共施設でのリスクとは
  • 感染症・性別配慮・防犯面から考える必要性

ではそれぞれの違いと、なぜ“仕切りなし”が問題になるのかを整理していきましょう。

① 保育園と万博の“環境の違い”を比較しよう

まず大前提として、*保育園と万博はまったく別の環境です。

保育園では、保育士が常に目を配り、安全な状態で子どもたちの排泄を見守る体制が整っています。

また、通っている子ども同士は“お互いをよく知った関係”であり、トイレの設計も集団生活を前提にしたものです。

一方、大阪万博のような公共イベントでは、来場者の多くが見知らぬ人同士です。

多国籍・多文化・多世代の人々が入り乱れる環境で、トイレに“仕切りがない”という設計は、非常にリスキーな選択と言えます。

つまり、「保育園で使ってる=公共でもOK」ではないのです。

環境も、目的も、安全管理体制もまったく異なるということを前提に考えるべきですね。

② 不特定多数が使う公共施設でのリスクとは

万博のような大規模なイベントでは、誰がどこから来て、何をしにきているのか把握しきれません。

そうした状況で「仕切りなしの子ども用トイレ」がオープンに設置されていることは、次のようなリスクにつながります:

  • トイレを覗き見する、盗撮するなどの悪意ある行動
  • 性別が異なる来場者(例:父親と娘)が利用しにくい構造
  • “パンツを脱ぐ場所が見えている”という心理的ストレス

保護者としては、「見せたくない」「見られたくない」と思うのは当然の感覚です。

公共施設であればこそ、こうしたリスクを最小限に抑える構造にするべきなのです。

③ 感染症・性別配慮・防犯面から考える必要性

現代の公共トイレ設計では、プライバシーだけでなく“多様な不安”に配慮することが求められています。

特にこの万博のトイレ問題に関しては、以下の3つの視点が欠かせません:

視点問題点望ましい設計
① 感染症対策密閉・接近・裸の排泄で飛沫リスク増個室+換気+タッチレス対応が理想
② 性別配慮女の子+男性保護者だと使いにくい個室+親子同伴スペースが必要
③ 防犯・盗撮対策仕切りなし=盗撮・視線のリスク大壁・扉+見えない導線でカバー

つまり、「オープントイレ」では、子どもの命と尊厳を守りきれないのです。

国際的なイベントだからこそ、世界基準での“子どもへの配慮”が求められていると感じます。

主催者の説明とその盲点とは?現状の対応まとめ

SNSでの批判が加速するなか、大阪万博の主催者である博覧会協会は、子ども用トイレの“仕切りなし”について公式に説明を行いました。

  • 万博協会の「介助前提」説明の要点
  • 本当に“仕切りなし”でよかったのか?
  • 海外の反応や文化の違いにも注目

表面的な説明では見えてこない問題の“本質”にも、じっくり目を向けてみましょう。

① 万博協会の「介助前提」説明の要点

大阪万博の実行団体である「博覧会協会」は、子ども用トイレに仕切りがない件について、次のように説明しています:

0〜2歳の子どもは自分で排泄できないことが多く、保護者が付き添うことを前提とした設計になっている。仕切りを設けないのは介助のしやすさを考慮したもの。

つまり、“あくまで保護者が一緒にいて使うもの”という前提で設計されているとのことです。

このような意見もありました。

実際の万博では、3歳〜6歳くらいの「自分で排泄できる子」も来場しますし、年齢によっては「親の目の前で排泄したくない」と感じる子もいます。

また、親が2人子どもを連れている場合など、「介助を前提とした設計」はむしろ不便で不安という声もありました。

協会側の想定が“現場のリアル”とズレていたという印象が強く残ります。

② 本当に“仕切りなし”でよかったのか?

ここで改めて考えたいのが、「仕切りなし」の構造にしたことが本当に最善だったのか?という点です。

保護者の中には「仕切りがあっても介助はできる」「一緒に入れる個室のほうがむしろ安全」といった声も多く上がっています。

実際、商業施設のキッズトイレでは、子ども用便器が扉つきで設置され、保護者用の小椅子まで用意されているのが一般的です。

そうした“現場で本当に求められている仕様”を取り入れず、形式的な介助設計にこだわった結果が、今回の炎上につながったとも言えるでしょう。

子どもの安全・安心・尊厳を守るなら、“見られない空間”を用意することが第一優先だったのではないでしょうか。

③ 海外の反応や文化の違いにも注目

この問題に対しては、「海外では仕切りなしも普通だからOKでは?」という意見も一部から聞かれます。

たしかに、国によってトイレ文化や衛生感覚は大きく異なります。 ヨーロッパの一部や中国では、子どものトイレがオープンな形式のことも珍しくありません。

しかし、それは「その社会の価値観」に合っているから許容されているだけであり、日本社会にそのまま持ち込めば反発が起こるのは当然です。

日本は特に「プライバシー」に対して敏感であり、公共施設でも“誰にも見られない安心感”が求められる文化です。

国際イベントだからこそ、多様性を大切にするべきですが、 それは「どの文化にも配慮する」というバランスが必要であり、一方に偏った設計は逆効果になります。

子どもの排泄という“最もデリケートな部分”に関しては、国境を超えて「守られるべき」ポイントなのではないかと筆者は思います。

まとめ|子どもも安心して楽しめる万博にするために

ここまで、大阪万博で話題になっている“仕切りなし子ども用トイレ”問題について、SNSでの反応や主催者の説明、そして保護者としての不安や改善案などを見てきました。

  • 筆者が思う“本当に必要な配慮”とは?
  • 子育て世代の声が届く万博であってほしい

最後に、筆者なりの視点でまとめてみたいと思います。

① 筆者が思う“本当に必要な配慮”とは?

今回の問題は、単なる“トイレの構造”の話ではありません。

もっと本質的には、「子どものプライバシーや心理に、どれだけ大人が寄り添えるか?」という視点が問われていると感じます。

子どもは小さくても、自分の意思があります。

「見られたくない」「恥ずかしい」「触られたくない」──その感覚を、尊重してあげる空間づくりが必要です。

そして、トイレに限らず、“親の声・現場の声”がちゃんと届いて反映される設計こそが、未来をつくる公共施設のあるべき姿だと思うのです。

万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。 その“未来”には、もちろん子どもたちも含まれています。

だからこそ、子どもが安心して笑顔で過ごせる設計を──心から期待しています。

② 子育て世代の声が届く万博であってほしい

今回の騒動を通して感じたのは、「声をあげることの大切さ」でした。

SNSでの批判や違和感の声が、メディアに取り上げられ、主催者に届く。 その流れ自体は、決して悪いことではないと思います。

むしろそれは、“これからの日本社会にとっての希望”です。

これまで見過ごされていたことが、ようやく可視化され、議論され、改善の道を歩み始めた──そう捉えることもできます。

大切なのは、感情的になりすぎず、でも現実から目を逸らさず、 「どうすればもっと良くなるか?」を、みんなで考えていくこと。

そんな視点で、子どもたちにもやさしい未来をつくっていけたら素敵ですね。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

子どもと一緒に万博を安全に、楽しく体験できるよう、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです✨

まとめ

  • 大阪万博の子ども用トイレが「仕切りなし」仕様でSNS炎上
  • 問題の写真が拡散され、保護者や子育て層から不安の声が殺到
  • 博覧会協会は「0〜2歳児の介助前提」と説明するも現場とのズレが浮き彫りに
  • 保育園と公共施設では環境が異なり、同じ設計では問題が多い
  • プライバシー・感染症対策・性別配慮・防犯の観点からも仕切りの必要性が高い
  • 商業施設の子どもトイレのように、安心できる設計を参考にすべき
  • 子連れで万博に行くには、事前準備やチェックポイントが重要
  • 子どもたちが安心して楽しめる“未来の公共施設”のあり方を考える機会に

最後まで見てくれてありがとうございます!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

スタバの新作やちいかわ最新情報など、気になる最新の流行を更新していきます♪
5歳と2歳の兄弟がいるので、子連れお出かけ情報なども載せていきます^^

目次