2024年の流行語大賞に「ふてほど」が選ばれました。
ですが、ネットでは「ふてほどって何?」「初めて耳にした」という声が多数あがっています。
この言葉はどこで生まれたのか、なぜ選ばれたのかについて調べてみました。
ふてほどとは
ふてほどとは、俳優の阿部サダヲさん主演で、今年1月期に放送されたTBS金曜ドラマ「不適切にはほどがある!」の略になります。
ドラマの内容は、1986年から2024年にタイムスリップした昭和の体育教師(阿部サダヲ)がコンプライアンス社会で共理解を探るというテーマで、放送後にはXで「ふてほど」と毎回トレンド入りしていました。
しかし、主演の阿部サダヲさんは「自分たちで言ったことは一度もない」と仰っていました。
実際共演者たちの間でも「ふてほど」ではなく「不適切」と言っていたようです。
なぜ「ふてほど」が流行語大賞に選ばれたのか
現代の社会問題をテーマにしていたことが理由にあげられます。
昭和と令和のギャップをネタにして爆笑を誘いつつ、
「多様性」「働き方改革」「セクハラ」「既読スルー」「ルッキズム」「不倫」「分類」「寛容」など
私達が言いたいけど言えない、モヤモヤしている部分を言語化してくれるドラマに共感を得る方が多かったようです。
過去に選ばれたドラマの流行語大賞は?
実は、ドラマ関連のワードが流行語大賞に選ばれたのは11年ぶりです!
2013年に選ばれたのがこの2つになります。
半沢直樹 | 半沢直樹の「倍返し」 |
NHK連続ドラマ小説:あまちゃん | あまちゃん「じぇじぇじぇ」 |
この2つは世間でも浸透していた記憶がありますが、今回の「ふてほど」は実際に言っている人は聞いたことないですね・・!(笑)
ふてほどが大賞をとったことの世間の反応
今回の大賞を受賞したことで、検索する人が多いようですがこれを戦略の一つだとしたら凄いですよね。
また、不適切報道の略だとXでは拡散されています。
知らない人が多数、そして不適切報道の略だ、という人が増えることでまた話題になりそうですね!
2024年の流行語大賞について
惜しくもトップテンに選ばれたものを見ていきましょう。
- 裏金問題
- 界隈
- 初老ジャパン
- 新紙幣
- 50-50
- Bling-Bang-Bang-Born
- ホワイト案件
- 名言が残せなかった
- もうええでしょう
こうやってみると、トップテンの方が世間で話題になった言葉が多いですね!笑
まとめ
流行語大賞に選ばれたものの、実際に主演男優も使っていなければ、世間での人たちにも知らない、聞いたことないと言われてしまった「ふてほど」。
ですが、この発表を機に調べる人やドラマを見てみようかなと思う人が増えそうですね!
社会問題がテーマのドラマでもあるのでそれも大賞に選ばれた理由の一つかもしれないですね^^
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