「40歳で3人目、やっぱり後悔するかな…?」
そう悩んでいませんか?
若い頃と違って、体力やお金、将来の不安がリアルに迫ってくる40代。
そんな中で3人目の出産を考えるのは、とても勇気のいる決断です。
実際に産んだあと「大変すぎて後悔した」という声もあれば、
「想像以上に幸せだった」と感じている人もいます。
この記事では、「40歳で3人目 後悔」というテーマで、
後悔する理由から、産んで良かったという声、さらには後悔しないために考えるべきポイントまで、
リアルな体験や気持ちに寄り添いながら、じっくり解説しています。
40歳で3人目を産んで後悔する理由とは?
40代で3人目を産んで後悔する理由として以下が挙げられます。
- 体力がもたない
- 育児と更年期が重なる
- 上の子との年齢差が広すぎる
- 経済的に厳しくなる
- 自由な時間がゼロになる
では、詳しく見ていきましょう。
①体力がもたない
40歳で3人目を出産すると、まず一番に感じるのが体力の限界です。
年齢とともに体力って確実に落ちていきます。
20代・30代前半での出産とは比べものにならないくらい、産後の回復が遅く感じるんです。
それに追い打ちをかけるように
しかも上の子供達のお世話が日中はあるので、休む暇がありません。
保育園の送迎、買い物などの日常生活ですら40歳の体には厳しいです。
一日くらい夫に預けられればいいですが、そううまくいかないのが現実です。
体力が足りないことで、イライラしたり、気持ちにも余裕がなくなってしまうんですよね。
その結果、「やっぱり産まなきゃよかったかも…」と後悔の気持ちがふと出てくることもあります。

本心ではなくても・・心が疲れるとふと思うことがあるよね。
②育児と更年期が重なる
40代になると、どうしても避けて通れないのが“更年期”です。
体の変化は人それぞれですが、ホルモンバランスの乱れで心も体も不安定になりがちなんですよね。
そのタイミングで赤ちゃん育てるって、本当にハードなんです。
それなのに赤ちゃんは24時間待ってくれません。



なんなら、支援センター行ったりして遊んだりするのも疲れるよね
更年期の不安定さと、赤ちゃんのお世話が重なって、精神的にも参ってしまい、
「なんでこのタイミングで…」と後悔を感じてしまう人が多いのも事実です。
更年期は実際に体験してみないと分からない辛さなので、人に理解してもらうことも難しいです。
③上の子との年齢差が広すぎる
3人目を40歳で産むと、上の子との年齢差が10歳以上開くケースもありますよね。
この差が意外と大きなストレスになることがあるんです。
というのも、上の子は小学生〜中学生。反抗期に入ってくる時期なんです。
反抗期のフォローと、新生児の世話が同時にくると、心がぐちゃぐちゃになります。



自分時間ってもうないものと考えないといけないのか。
年齢の差が離れ過ぎてしまうと家族全員で遊びに行くことは難しくなってきます。
部活動などが始まってしまうと休日は予定を合わせることができなくなります。
④経済的に厳しくなる
3人目を育てるとなると、当然、教育費や生活費も大きく膨らんできます。
40歳というと、すでに住宅ローンや老後資金を意識し始める年齢ですよね。
そんな中で赤ちゃんが生まれると、「本当にこのタイミングでよかったのか?」と不安になるんです。
例えば、ベビーカーやチャイルドシートなど、また一から揃えなければならないものがたくさんあります。
ミルク代、おむつ代、保育料、そして後々は学費…と、どこまで行ってもお金がかかります。
それに、自分が50代になる頃には、大学の進学費用が必要になりますよね。
一方で、親の介護なども現実的に近づいてくる。
このような背景から、「あの時、家計をもっと冷静に見て判断するべきだったのかも」と
後悔する気持ちが出てくることも少なくありません。
⑤自由な時間がゼロになる
40歳って、やっと子育てが少し落ち着いて、自分の時間が持てるかな…という頃だったりしますよね。
また夜中の授乳に始まり、寝かしつけ、離乳食と、
1日のほとんどが赤ちゃん中心で動くようになってしまいます。
これまで感じられていた「ほっ」とする時間、友達とのランチ、趣味、
そんなものすべてが赤ちゃん優先になります。
もちろん、それが悪いわけじゃないです。
でも、「あれ?またこの生活に戻るの?」と心のどこかで感じてしまうんです。
そのときふと、「今までの自由を手放してまで、本当にもう一人育てるべきだったのかな…」と
迷いや後悔の感情が出てくることは少なくないんですよね。



周りの子育てが楽になってるママたちを見ると辛く感じる時があるかも
それでも40歳で3人目を産んで良かったこと
①子どもが癒しになる
40歳を過ぎてからの赤ちゃんって、本当に「癒し」の存在なんですよね。
年齢を重ねてきた分、子育てにも余裕が出てきて、
赤ちゃんの笑顔や寝顔を見るだけで、心がじんわり温かくなります。
若いころは「育てるのに必死」で、感情に余裕がなかったり、
「どうして泣き止まないの?」とイライラしてしまったり。
でも、3人目となると、そういう経験を一通り経てきてるからこそ、
「泣くのも今だけだな~」とか「こういう時期が一番愛おしいな」と感じることができるんです。
実際、子どもの存在が精神的な支えになったという声も多いです。
自分が落ち込んでるときでも、
無垢な笑顔を見せてくれると「まあ、なんとかなるか」って前向きになれる。
この“癒し”の力は、年齢を重ねたからこそ実感できるものかもしれませんね。
②家族がもっと仲良くなった
3人目が生まれると、家族の関係性にもいい変化が起きることがあるんですよ。
特に、上の子たちがすでに大きい場合、
赤ちゃんに対して“面倒を見る側”として関わることで、
自然と優しさや責任感が育っていくんです。
「おむつ替えてくれる?」「ミルクお願いできる?」なんて頼むと、
最初は戸惑っていたのに、いつの間にか率先してやってくれるようになったりして。
そして、家の中で赤ちゃんを囲んでみんなで笑ったり、写真を撮ったり。
そんな日常があるだけで、家族の絆がぎゅっと強くなっていく感じがあるんですよね。
また、夫婦の会話も自然と増えます。
「今日こんなことできたよ」「寝返りした!」なんて報告をし合うことで、
ちょっと冷めかけてた関係にも温かみが戻ることも。
赤ちゃんが“つなぎ役”になって、家族の絆が深まるって、すごく素敵なことだと思います。
③精神的に成長できた
40歳での子育てって、正直、大変なことも多いんですが、
そのぶん「人間的に成長した」と感じる瞬間も多いんですよ。
例えば、若いころのように「自分の時間がほしい!」って思うこともあります。
でも、そこから「今は子どもと向き合う時期」と割り切って行動できるようになる。
自分の感情をコントロールできるようになったり、
イライラしても引きずらないようになったり。
一歩引いて物事を見られるようになった、という声も多いです。
また、仕事や家庭でいろいろな経験をしてきたからこそ、
「この子のために何が本当に大事か」を見極められるようになるんですよね。
こういう“精神的な成熟”って、20代や30代ではなかなか得られないもの。
赤ちゃんに向き合うことで、自分自身が内面から成長している実感を得られるのは、
本当に貴重な経験だと思います。
④人生の優先順位が変わった
40歳で3人目を育てると、自然と人生の優先順位も見直すようになります。
それまでは「仕事第一」「効率重視」だった人でも、
赤ちゃんとの時間を大事にしたいと感じるようになるんですよね。
「この子の成長をそばで見守りたい」
「家族との時間をもっと大切にしたい」
そう思えるようになることで、仕事の仕方を変えたり、
休日の過ごし方もガラッと変わるんです。
「これって、本当に必要なこと?」と立ち止まって考える機会が増えて、
無駄なことに振り回されなくなる。
価値観が変わることで、心も軽くなって、
よりシンプルで満たされた日々を過ごせるようになったという声も多いです。
3人目の存在がきっかけで、自分の人生に対する考え方が変わるって、
ある意味で「第二の人生」が始まるような感覚かもしれません。
産まない選択にも後悔はつきまとう理由
①「もしも」がずっと残る
3人目を産まないという選択をした場合、「もしあのとき産んでいたら…」という気持ちが、
ずっと心のどこかに残り続けることがあります。
そのときは「体力的に無理」「お金が心配」と判断して納得したつもりでも、
時間が経つにつれて、「もしかしたら大丈夫だったんじゃないか」って思ってしまうんですよね。
子どもが成長して手がかからなくなった頃、ふと寂しさを感じたり、
友人が赤ちゃんを抱いている姿を見て、胸がきゅっとなったり。
そういう“もしも”の感情って、すごくリアルなんです。
そして、「もうチャンスはない」と気づいたときに、後悔が押し寄せてくることも。
産まなかった選択にも、決して「スッキリ!」という終わり方はできないことがあるんですよね。
②周囲と比べてしまう
周囲の人たちが3人目を産んで育てている姿を見ると、どうしても比較してしまうんですよね。
「同い年なのに、あの人は元気に育児してる」
「うちにももう一人いたら、どんな感じだったんだろう」って。
特に、SNSなどで楽しそうな育児風景を見ると、
自分の選択が間違っていたような気がしてしまうこともあります。
もちろん、他人の家庭にはその人なりの事情や苦労があるはずなんですが、
ついキラキラした部分ばかり目に入って、落ち込んでしまうことってありますよね。
この「比べる気持ち」が、産まなかったことへの後悔を強くしてしまうんです。
「うちはうち、よそはよそ」ってわかってても、心が追いつかないときもある。
それが人間らしいところなんだと思います。
③後からの決断では遅い
「もう少し様子を見てから決めよう」と思っても、
40代になると“時間”との戦いになります。
妊娠の確率も下がっていきますし、リスクも年齢とともに上がっていく。
そうしているうちに、「産みたいと思ったときには、もう無理だった」ということも珍しくありません。
その“取り返しがつかない感覚”が、のちのち強い後悔につながることがあるんです。
「もう少し早く決断していれば」
「もう1年だけでも早く考えていれば」
そんな思いが、あとから心に重くのしかかることもあります。
だからこそ、今の段階でしっかりと向き合って、
納得できる形で選択していくことが大事なんですよね。
④自分の気持ちに嘘をつく
「本当は欲しかったのに、周囲の声や状況に流されてあきらめた」
そんな選択をしたとき、自分の中に“モヤモヤ”がずっと残ることがあります。
特に、自分自身の本音を押し殺して決めた場合、
「やっぱりあのとき、正直に気持ちを伝えるべきだった」と後悔することも多いんですよね。
人間関係や仕事、年齢、健康のことなど、現実的な壁はたくさんあると思います。
でもその中でも、「本当はどうしたかったか?」っていう自分の声を無視してしまうと、
あとになってそれが心のしこりになってしまうんです。
大切なのは、納得して選ぶこと。
たとえ産まないという結果になったとしても、自分の気持ちに向き合って決めたことであれば、
それは“後悔しない選択”になりやすいんですよね。
まとめ
「40歳で3人目 後悔」という悩みは、体力や経済的負担、将来への不安が重なるからこそ深くなります。
実際に出産した人の中には、体調の限界や育児の孤独から後悔を感じたケースもあります。
一方で、家族の絆が深まったり、人生の価値観が変わったりと、プラスの変化を実感した声もあります。
大切なのは、サポート体制やお金、夫婦の気持ち、将来設計まで具体的に考えたうえで、自分の本音に正直な選択をすること。
そして、「産まない選択」にも別の形の後悔がつきまとう可能性があることも、忘れてはいけません。
どちらを選んでも、後悔しないためには“今の自分の気持ち”に真剣に向き合うことが何より大切です。



最後までお読みいただきありがとうございました!